クレカはコスパ最高!⑤ ~マイルの凄さ(光の面)~

お得術
この記事では以下のことが分かります
  • なぜマイルは優れたポイントなのか
  • どのように使えばマイルを最大限お得に使えるのか

マイルという言葉を人生で一度は聞いたことがあるはず。

航空会社のポイント制度だ。

その航空会社の飛行機を利用することで貯めるのが一般的とされているが、航空会社提携のクレジットカードを買い物に使うことでも貯まっていく

世の中にはこのマイルを貯めるに当たって、もっと爆発的に貯める方法もあるのだが、非常に面倒だし再現性に乏しい。

きっとANAマイル、ポイ活などで調べて頂ければさまざまなブログが出てくると思うので興味があれば調べて頂きたい。

だが、私はやっていない。正確にはもうやっていない。だって面倒なんだもん。

私がやっているのはもっぱら航空会社提携のクレジットカード、もっと言えばANAカードで決済してマイルを貯める方法だ。

これなら無理なく続けられる

世の中にはこのマイルを貯めることを生き甲斐にしている人もいるし、貯めることが趣味な人もいる。

まずいきなり結論を書こう。

Q:なぜ人はマイルに魅了されるのか

A:最もお得なポイントプラグラムの一つであり、1マイルは1円を遥かに超える潜在価値を持つから

百聞は一件に如かず、日本を代表する航空会社ANAを例に見てみよう。

この記事の投稿日時点における、約1ヶ月後である5月24日(土)12:00発の羽田空港→伊丹空港のフライトを例にとると、

航空券の最安価格:22,490円

では全く同じ便をマイルを使い、無料チケット=特典航空券で発券した場合、何マイルかかるのか。

6,500マイル+諸費用790円

以上である!!

諸費用分を差し引いても、21,700円分の航空券をたったの6,500マイルで交換できているのである。

つまり、1マイル=3.3円の価値にて消費できたことになる。

一般的には1ポイント=1円の価値と思われがちだが、特典航空券に交換することで、マイルであれば容易に1円以上の価値を叩き出せるのである。

つまりは1ポイント当たりの価値が高いからこそ、マイルを愛する人が多いのである。

またマイルの価値という話では、上の例のように国内線の通常の特典航空券に交換する場合よりも更にお得にマイルを使う方法もある。以下に紹介しよう。

マイル価値を高める方法①:国際線ファーストクラス・ビジネスクラスの特典航空券と交換する

皆さんは国際線のファーストクラス・ビジネスクラスを利用したことはあるだろうか。

聞いている私だって乗ったことがない!

ほとんどの方(一般ピーポー)はそもそもどれだけの価格なのかも分からないだろう。

そこで具体例を挙げてみる。

以下の表は、次に示す前提の下で、実費で購入する場合とマイルにて特典航空券として交換する場合の必要マイル数を各クラス毎に示したものである。

・ANA:東京 – ニューヨーク往復

・2025年10月4日東京出発・10月11日に現地出発

・各クラス共に最安運賃を選択

・情報は2025年4月19日当時のもの

実費購入マイルにて交換1マイル当たりの価値
エコノミークラス281,100円50,000マイル
+ 88,050円
3.8円
プレミアム
エコノミークラス
574,700円72,000マイル
+ 88,050円
6.8円
ビジネスクラス1,168,700円105,000マイル
+ 88,050円
10.3円
ファーストクラス1,812,700円170,000マイル
+ 88,050円
10.1円

お分かり頂けるだろうか、クラスが上がると1マイル当たりの価値も上昇し、ビジネス・ファーストの場合は、1マイル=10円を超えているのである。

それが何を意味するか?

日々の買い物にて支払額の1%分のマイルが貯まるANAのクレジットカードを使っている場合を考えよう。

100円の買い物をする度に1マイル貯まる。そして1マイル=10円にて使える場合

100円の買い物をする度に、10円分のポイントをもらっているのと同じ。

つまり自分だけ10%割引で買い物しているのと同義なのである。

これこそポイ活の夢!!

ここまで読んでもらえれば、マイルがなぜ選ばれし優れたポイントプラグラムなのか分かって頂けたと思う。

これがマイルの潜在性を最も引き出した使い方であり、すべてのマイルを貯める者が憧れる使い方である。

マイル価値を高める方法②:(ANAの場合)国内線トクたびマイルを利用する

また国内線において少々トリッキーだが、”トクたびマイル”という制度を活用するのも激しくおすすめである。

簡単に言えば、深夜のスーパーで半額シールが貼られた商品をお得に購入できるような制度である。

具体的には、ANAが選んだ複数路線について、発表当日から一週間程度の直近のフライトについて、大体半額程度のマイルで特典航空券に交換できるというものである。

一部の例外を除きほぼ毎週火曜日に発表され、もし特典航空券に空きがあって、暇があれば非常にお得にマイルで旅行ができる。

特に直前だと航空券は高い上に、普段のレートの半分程度で交換できることも相まって、経験上は1マイル=6円程度の価値になる。

しかもフライト直前の予約となるので、目的地の天気もほぼほぼ分かる状態で決定できる。

欠点はフライト直前の予約しか制度上できないため、ホテルなどを事前に予約することができない点だが、暇があれば旅行に行きたいような方にはとてもおすすめな方法である。

ここまで、マイルの素晴らしい面を書いてきたが、光あるところには闇がある。

マイルは確かにお得だが、世のブログが宣伝するほど素晴らしく価値の高いものでもない。

それを次の記事で紹介しようと思う。

マイルとJREポイントを貯めるべき理由はこちら

not-genius

公立中学から灘高校へ進学したものの東大には行けず旧帝大へ進学。ただその過程で天才ではない自分を客観視し、効率よい生き方を模索。現在は大手企業勤務の30代前半(年収900万程度。)我ながら”コスパ”の良い生き方をしてきたと自負しており、その経験を皆さんにお伝えしたい。

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