現金払いがメインの方がいれば、即刻やめよう。
別にクレカでなくても、PayPayでも、Suicaでも構わない。
とにかくポイントが貯まるキャッシュレス決済に変えよう!!
実際、私も今は極力現金を使っていない!(最近だと歯医者さんとか街の揚げ物屋さんくらいだ)
なぜなら、クレカによるポイント獲得は資本主義における経済的自衛手段だからだ!
なぜ現金払いは損なのか
(1) 結論
以下の外部記事(無料公開部分)に答えが書いてあるので先に出させてもらうが、これから分かりやすく解説していきます。
“航空券やホテルの料金の支払いにポイントを利用すると、無料特典を利用したように感じるかもしれない。しかし、クレジットカードの利用手数料によって経済全体の価格が上がるため(ビザやマスターカードは売り上げの一部を手数料として受け取る)、ポイント交換はちょっとしたキックバックを得ているのに近い。”
引用元:COURRIER JAPON, 銀行化する航空会社─マイルはこうして「大金を使う人」のものになった, https://courrier.jp/news/archives/342425
(2) クレカの手数料はお店が払っている
クレカを我々消費者がお店で使う時、簡単に言えばクレカの発行会社にお金を立て替えてもらっている。
そしてクレカの発行会社もボランティアではなくビジネスを行っていて、もちろんその立替の行為に手数料が発生する。
ただその手数料を負担するのは、我々消費者ではなくお店側だ。
お客さんがクレカを使った場合、お店は、その分の手数料をVISA・JCBといったカード会社に支払わなければならない。
(3) お店は手数料分を回収するために定価を上げる
その分、店の利益は減ってしまう。
であれば、クレカを使うお客さんだけ、現金で払うお客さんよりも手数料分多めに払ってもらう価格設定にすれば解決なのではないか?
答えはNO。カード会社との規約にて、現金払いとクレカ払いで値段に差をつけてはいけない決まりとなっている。
では、どうするか・・・?
あなたがお店のマスターならどうするか?
決まっている、すべてのお客さんから平等にクレカの手数料分をもらっていく。
つまりは定価そのものが手数料分だけ上がっているのだ。
今のお店に並んでいる価格は、クレカが存在しない世界よりも高くなっている!
(4) クレカ決済で貯まるポイントの源泉=お店が払ってくれる手数料
困ったことに、人々がクレカを使うことでお店の商品が高くなってしまった。
ただクレカ決済をすれば、決済額に応じたポイントが貯まり、自分の自由に使える。
しかしよく考えてみよう。このポイントというのは誰がくれているのか。
そう、カード会社が、クレカを使ってくれた消費者にプレゼントとしてくれているのである。
そのプレゼント=ポイントの原資は、カード会社のビジネスの利益から出ている。
ではそのカード会社の利益の源泉とは何か・・・・
そう、お店が払ってくれている手数料である!(他にもリボ払いなどで膨大な利息を払っている方々の利息など)
つまりクレカをお店で使う人は、手数料分割高になってしまった商品を買いつつも、その手数料収入によって潤っているカード会社からポイントという形で還元=キックバックしてもらっているのである。
言うなれば、カード会社とクレカ決済客は一連托生だ。
(5) クレカによってお店もメリットを享受している
これだけ見てるとお店が凄くかわいそうに見える。
実際に私の家族にも、小規模店だと気の毒なのでクレカを使わずに現金払いしている人がいる。
ただ、お店側としてもメリットあるからクレカを導入するのである。
それは、集客力の向上だ。
簡単に言えば、私のようなクレカ・キャッシュレス決済原理主義のような客は、できる限り現金onlyのお店にはいかない。
世の中、明らかな強みを持っているお店などごく僅かで、お客さんがそのお店を選ぶ判断はごくわずかの差から決まっているはずだ。
その中で、”クレカが使える”という宣伝は、私のような客や現金をあまり持たない外国人観光客からウケがいいのは間違いなく、そのお店を選ぶ理由の一つとして明らかだろう。
お店も手数料を払うだけあって、メリットを享受しているのだ
(6) ただ一人だけ損している人がいる、もう分かりますね?
ここまでの話で、
クレカを使うお客さん:クレカ払いでポイントをもらえる
カード会社:お店からクレカ決済分の手数料もらえる
お店:クレカが使えることで集客力が上がる
上の3者については、それぞれメリットを享受している。
だが、全くメリットを享受できず、むしろマイナスしかない人が一人だけいる。
そう、現金払いのお客さんだ!!
現金で払うため、お店側に手数料負担は発生しない。
それなのに、クレカ手数料を織り込まれた定価で商品を買わざるを得ない。
お店からしたらありがたいお客さんだろう。
そんな高い定価で買っているのに、カード会社からは当然プレゼント=ポイントももらえない。
クレカの支払い分の家計管理がなくなって楽、というくらいではないか。
ここまで読んだ人は、現金払いがいかにむなしいか分かってもらえたと思う。
ただ現金払いのお客さんの多くは悲しくないだろう、この現実を知らないのだから。
現金で払う以上、得もしないが、損もしない。
私自身そう考えていた。でも、そうじゃないんです。
現金払いは最高の決済手段です。お店側から見ればね。
例としてクレカを挙げたが、これは他のすべてのキャッシュレスでも同様である。
コスパの良い人生を謳歌するため、経済的自衛をするため、私と一緒にクレカ・キャッシュレス決済を使いまくろう!
次回はポイントの考え方について投稿します。
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