クレカはコスパ最高!⑦ ~マイルの現実的な使い方~

お得術
この記事では以下のことが分かります
  • 一般ピーポーのお得なマイルの使い方

前回の記事では、マイルの陰の面をご紹介した。理想通りにマイルを”使う”ことは非常に面倒で難しい。

そこで、この記事では筆者が実践しているマイルの使い方を紹介したい。

また筆者はANAマイルを貯めており、ここでもANAに限定した記載ぶりとさせて頂くことをご容赦頂きたい。

①今週のトクたびマイル

対象・火曜日にANAより発表される複数路線
・直近一週間分のフライトのみが対象
いつ使えるかほぼ毎週使える
航空券の取り易さ△:土曜朝、日曜夕方等は取り辛い
お得さ◎:通常の必要レートのほぼ半分で交換可能
かつ直前は航空券が高く、1マイル当たりの価値は高い
メリット直前の予約となり目的地の天気が予想可能
→晴れの目的地を狙い撃ちできる
デメリットフライト直前の予約となり、人気・安いホテルは予約できないこともある

筆者が累計で使ってきた70万マイルのうち、半分以上はこの”今週のトクたびマイル”で使ってきた。

マイルの価値としては1マイル当たり4円から10円ほどで使ってきている。

その週の土日に何の予定もなく、発表された路線の特典航空券がまだ残っていて、かつ天気が良ければ、迷わずに行っていた。

最高記録は3週連続行ったこともある。

もちろん通常のレートで特典航空券に交換していればあっという間に枯渇してしまうが、この制度を使えば大体半分くらいのマイル消費で済むのである。

最近はコロナ収束による旅行需要の拡大も相まって、その週のトクたびマイルの対象路線が発表される頃には、既に目ぼしい路線・時間帯の便は埋まっていることが多い。

ただ、もし空きがあれば気軽に使える超おすすめな使い方なので、是非本制度を利用してお得に旅行に行ってほしい。

②減額マイルキャンペーン

対象・特定期間にANAが発表される複数路線
・2-3ヶ月後のフライトが対象
いつ使えるかキャンペーン期間中のみ
航空券の取り易さ○:トクたびマイルに比べれば取れやすい
お得さ○:路線によって20-50%程度通常レートよりも少ないマイルで交換できる
メリット大体2-3ヶ月後の予約が対象のため、ホテル・レンタカーの予約、仕事の調整をつけ易い
デメリット最近の傾向として、路線次第では割引が少なくなっているような・・

こちらは不定期であるものの、毎月29日にANAのお客様感謝デー的なものが開かれる。

その名も、ANAにキュン!

様々なお得なプログラムが29日限定、もしくは29日からの数日限定で用意される。

その中で、時折、減額マイルキャンペーンが実施される。

予約対象は2-3ヶ月後のフライトであり、スケジュール調整がし易く、特典航空券の空きがあることも多い。

割引率は最大で50%程度、低いと20%程度だ。

ただ最近の傾向として、遠距離路線ほど割引率が低く、近距離路線ほど割引率が高くなっている。

ただそんなことを言っていても仕方ない。

確実に得ではあるので、もし行きたい場所があって、特典航空券の空きがあるならば後悔はしないはずだ。

私も29日は必ずチェックしている。

一緒にチェックしよう!(結構忘れるので注意!)

③国際線エコノミークラスを搭乗直前に拾う

いつ使えるか搭乗日の10日間前程度
航空券の取り易さ○:意外に取りやすい
お得さ△:1マイル当たり2-3円程度か
メリット国際線をマイルで乗ると、やっぱり格別な喜びがある・・
デメリット燃油サーチャージなどマイルとは別に払う必要あり

飛行機代は無料海外旅行(燃油サーチャージは払わないといけないが・・)・・

なんと甘美な響き。マイラーにとっての夢だ。

こればっかりは経験してみないと分からないが、

ああ、マイルを貯めといて良かった・・。

そう心から思うはずだ。

ただファーストクラス、ビジネスクラスはもとより、エコノミークラスでも土日や連休の便は早い段階から埋まっていることが多い。

予約が開始される約1年前から予約したり、キャンセル待ちで運良く拾えたりすれば別だが、なかなかそんなことできないはずだ。

だがしかし、搭乗直前、約10日前からは特典航空券の空きを見つけられる場合が散見される。

直前になって航空会社が特典航空券の枠を増やした、もともと予約していた人がキャンセルした、などが考えられるが、理由はともかく穴場である。

筆者も家族と香港に行きたいね、と話をしていた際、何の気なしに香港行きの特典航空券の空き情報を調べていた。

すると毎週土日の便はずーっと埋まっていて、お金払うしかないか・・、とショげた。

しかしである、なんと一週間後の土曜発(帰りは火曜)であれば予約が取れたのである。

その瞬間、会社に有給を申請し、ホテルなども急いで押さえ、

一週間後、そこには香港の地に降り立った筆者家族がいた。

特典航空券の空き枠に合わせ、柔軟に日時を調整できるのならば、是非おすすめしたい方法である。


マイルは私と家族の人生を間違いなく豊かにしてくれたし、日本・世界の色々なところに気軽に行けるようになったきっかけだ。

是非、読者の皆さんにもマイルを駆使してもらって、旅先で笑って頂きたい。

もし家族がいれば、とても喜んでくれること間違い無し!

not-genius

公立中学から灘高校へ進学したものの東大には行けず旧帝大へ進学。ただその過程で天才ではない自分を客観視し、効率よい生き方を模索。現在は大手企業勤務の30代前半(年収900万程度。)我ながら”コスパ”の良い生き方をしてきたと自負しており、その経験を皆さんにお伝えしたい。

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