自分が所属している”場”は最大限利用しよう。間違っても利用されてはいけない。塾に入っていれば、自習室を活用し、先生にたくさん質問をして”元”をとる。社会人で働いているならば、福利厚生を使い倒す、サビ残はしない。
それでは大学生活・研究室ではどうすればいいのか・・?
先輩B・先輩Cは、本当に研究活動に力を入れていなかった。ただ誤解頂きたくないのは、それでも問題児という感じではなく、教授や講師といった方々にもリスペクトは示していて、やるべきことは最低限やっていたことである。
とは言いつつ、「では、次は何をすればいいんですかね?」と指導教官に臆せず質問したり、とにかくやる気はなかったのだが・・。(きっと厳しい研究室出身の方からすれば信じられないような発言と思う。)
この記事は理系にフォーカスしたものとなっていて恐縮だが、研究室にもホワイト研究室、ブラック研究室がある。
研究と言うとかっこいいが、大抵の場合は教授・指導教官が敷いてくれたレールに沿っていくだけであり、そんな大層なことはしていない。ただし、博士課程は全然違う!あれは生半可な覚悟で、適正のない人がモラトリアム延長の感覚で行けばコスパ最悪である。。その点は注意して欲しい。
ホワイト研究室というのは、はっきり言えば私のいたところを指すのだと思う。自分で考えることなく、指導教官がその先を教えてくれて、しかもまず卒業をさせてくれるのだから。
ブラック研究室、正直これは経験していないので、同じ学科のブラックそうな研究室をイメージして書かざるを得ないものの、学生が利用され・搾取される場所であり、具体的には以下のようなものと考える。
・教授や准教授などが自分たちの研究のための雑務を押し付けてくる
・就職に否定的で、やたら博士課程進学を勧めてくる
・就職に否定的で、推薦枠での就職を推薦し、できる限り就活の時間を短くさせようとする
教授・指導教官は絶対であり、嫌われたら卒業に影響してくるかもしれない・・。それは分かる、私だってブラック研究室にいれば従わざるを得ない。
だが、学費を払っているのは他ならぬ学生である。お金を払っているのだから、利用しても、利用されてはいけない。ほとんどの学生は、少しでも良い会社に就職するために、少しでも良い大学を目指しているはずだから。
だから博士課程への進学や、よっぽど研究テーマに思い入れがない限りは、事前に情報収集してブラック研究室には行かないことが重要である。
先輩B・Cはそれを分かっていた。だから、この研究室を選んだ。そして、研究は最低限の上で、就活にはしっかり打ち込める環境を手に入れたのである。
先輩B・Cは部活動や遊びも楽しみながら、インターンや就活も早期に開始していた。もちろん、部活動や留学、その他あらゆることは人によって差異があり、一概に成功できるかは分からない。
ただ、先輩B・Cは軸足をしっかり持っていた。学費を払っているのは、少しでも良い会社に入るため、大学院卒業資格を得るためなのだと。そのために指導教官であろうと、言い方は悪いが利用できるものは利用し、時間を作り、就活にたくさん打ち込んだ。指導教官や大学の先生からは一言もそんなことは教わっていないのに。
結果として、先輩B・Cは複数の大手企業の内定を勝ち取り、選び放題、悠々自適の生活を送っていた。理系学生の特権である”推薦枠”を全く使わず、自由応募で裸一貫で戦い、勝ち取ったのだ。
一方で、先輩Aはしっかり研究に打ち込んでいたものの、就活への動きは遅かった。これは想像でしかないが、大学院生の本分は研究であり、研究をしっかりしていれば自ずと就活も上手くいくと思っていたのでないかと思う。
結局、重い腰を上げた先輩Aは大手企業の選考でことごとく落とされ、大手企業のグループ会社に就職されていった。
私は先輩Aが好きだったし、正直納得できない思いもあった。それに就職する会社で人生の幸せは決まらないと今も思っている。
ただあの時、自分にとっての優先事項は何なのか、今何をすることが重要なのかをしっかり考え、面倒なことでも重い腰を上げることができていたなら結果は変わっていたと思う。だって、本当に優秀な先輩だったから・・。
もちろん、研究もしっかり打ち込んだ上で、就活も成功させていくスーパーマンだって世の中にはいる。でも、そんな大谷翔平の例を考えても仕方ないのだ。
人はいつでも自分の能力に関して謙虚でなくてはならないと身に染みて思う。自分の目的が、軸足がはっきりしているならば、まずはそれを優先するような場を手に入れるべきだ。
それは文系の大学生も一緒である。また就活については別の記事にて、推薦枠のことも含めて書こうと思うが、今はこのまとめを贈りたい。
大学生・大学院生の皆さん、
就活は面倒です。ただこの場面が、これまであなたが全学生生活で積み上げたきたものを昇華させ、次の大きな、大きなステップに向かうための超重要ポイント。
理系・文系問わず、早くから就活のための時間が取れる環境を整備し、これでもかというくらい頑張ろう。
大学・大学院は、学生を就職させることが主目的でなく、自分で動くしかないのだから。
また明日お会いしましょう!
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